不動産ホームページで、なかなか契約に繋がらない理由
さて、よく不動産ホームページをみていると、同じ物件を沢山の会社が載せています。言葉は悪いですが、手当たり次第、つまり数打てば当たる手法です。これは不動産業界では当たり前かもしれませんが、大手会社から中小零細会社まで群雄割拠の時代に、同じ事をしていても、パイの取り合いになるだけで、なかなか勝つ事ができません。
顧客目線で考えると、どこのホームページも同じと感じるでしょう。実際私が戸建情報を探していた時も同様な感覚を覚えました。
ではその中でどうすれば、オンリーワンになれるのか?考える必要があります。顧客に対して、ここの不動産会社は違うな、特徴があるぞ!という意識付けが必要です。
簡単に言うと、ホームページにも戦略が大事になってきます。以下で、3つの理由を掘り下げてみてみましょう。
1:戦略の無いホームページでは、薄い顧客が集まりやすい
- 問い合わせがあっても、顧客情報がほとんど解らない。(メールアドレス・名前だけ等)
- 顧客のニーズが絞りきれず、無駄に時間をかけてしまう。
- 契約に繋がらない事が多く、なかなか前に進まない。他決してしまう。
- 連絡しても、反応が薄い。
お困りの声としてよく聞く例ですが、こういった顧客は沢山のホームページをみて、手当たり次第連絡されます。つまり、良い物件が出てきたら・・・という認識の為、御社に声が掛かるかどうか?を考えると、非常に効率が悪いです。
また顧客側は、ご自身の事を話したがらない傾向に有り、ニーズが見えてこず、濃い顧客か?早期のお客様か?等不明な部分が多く、営業さんにとっては苦しい展開です。
2:戦略の無いホームページでは、地域での人気を得ることは難しい
簡単に記載しますと、特徴がないホームページでは上記の理由から、どこの不動産会社も同じと顧客にみられます。その為、口コミや紹介に至る事が少ないです。この辺りはホームページだけではないですが、戦略が無いと顧客側にも何を見てほしいのか?何が御社の売り?なのか?伝わらず、人気が出る事は難しいと思われます。
上記特徴はデザイン部分という意味ではなく、物件情報としての洗練さ、出し方、どういったターゲットに最適なのか?またプロとして何を伝えたいのか?不明な部分が多いという事です。
いくらデザインが良くても、物件情報を顧客は探してるので契約に繋がる効果はそれほど高くないと思います。
ご自身が顧客になって考えた時、御社ホームページをみて何を思いますか?上記のような考えが起こるのではないでしょうか?
3:戦略の無いホームページでは、契約率が低い

例えば、同じ物件を5社掲載されてたとしましょう。それぞれ同じ内容が書かれているため、ご自身ならどこに連絡されますか?多くの場合、地域でも有名な会社や信頼出来る営業・会社に電話されるのではないでしょうか?数年前はホームページに情報が掲載されている事が少なかった為、それだけで重宝されていましたが今の時代、なかなか難しいのが現状です。
ではホームページでは、どういった戦略が必要なのか?
次の記事:不動産ホームページは、戦略(ターゲット)が大事で見ていきましょう。
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