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6案件日程表(初回面談日〜入金日迄)を記録していますか?

さて今回で6回目のリフォームシステムです。
6:案件日程表・工程表(初回面談日〜入金日迄)を記録していますか?について記載していきます。

さてリフォーム・建築工事で重要なものの一つに工程表が存在します。工程表といっても2種類ございまして1つは工事の工程表、もう一つは案件としてリフォーム・建築工事の依頼が発生してから入金されるまでの日程についてです。

工事の工程表は、例えば大規模工事になってくると、いつから?玄関工事、キッチン納入日、大工さんの予定、壁の下地、サイディングの張り替え・・・等様々な日程があります。この辺りもシステム内で工程表で作る事も出来ますが、外注にまかされてる場合は建築会社から工程表が送られてきてそれらを参考にされてると思います。

リフォームシステム内で要望に応じて工程表を作る事も可能ですが、ここでは2つ目の案件としての日程管理を見ていきたいと思います。

案件としての日程関係を記録しておきましょう

スケジュールを見る営業マン

工事工程表とは別に、担当営業が案件を把握する際に必要な日程はどのような物があるでしょうか?以下抜粋して記載したいと思います。

  1. 初回面談日
  2. 見積日
  3. 受託日
  4. 着手入金日
  5. 工事予定日
  6. 工事開始日
  7. 中間入金日
  8. 竣工予定日
  9. 竣工日
  10. 残入金予定日
  11. 残入金日

大体工事で必要な日程は上記になります。私も元々建築で働いてた事もありますが、おおよそ案件として上記日程スケジュールを踏まえておかないと、どの工事がいつ?どのように始まり、入金がいくら入るのか?計算できなくなります。

ポイントはいくつかあり、初回面談日〜最終入金日迄どれくらいの期間がかかったのか?また見積から受託に関して決定するのになぜ時間がかかったのか?工事が遅れた理由は何なのか?この辺りを一覧で見ておく必要があります。

前回から分析という言葉を使っておりますが、しっかりと案件の日程管理をしておくと、今後同様の仕事でもどれくらいの期間でいつ入金されるのか?把握する事も出来ます。もちろん、建築に長けてる方であれば問題ないですが、建築に不慣れな方であればこういった情報を共有しておけば、参考になると思います。

また一覧で今月の入金予定日を範囲検索すれば、入金額も集計する事が可能です。単純に一つ一つの工事に手間をかけていくよりもルール化された中で必要な日程を皆で把握しておくだけでも、売上についてシビアになってきます。

またなかなかリフォームの売上が上がらない方も上記日程表及び前回までの打ち合わせ履歴や売上の推移を見ながら、上司がアドバイスする事により改善していく事も可能です。

日程自体は簡単な入力になりますが今後の売上アップに繋がっていく礎になりますので、ぜひ社内共有しておくべき内容だと思います。

もちろん不動産物件管理システムも導入すれば、賃貸画面で今?どの部屋がリフォームしており?いつリフォームが終了するのか?誰に請求するのか?等も一元管理・把握が出来ますので、ぜひご相談下さい。

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